一昨日の続きです もらった雑誌のMC誌76年11月号の中で目に止まった記事で、「鈴木秀明選手、無限ホンダで初勝利!」ていうもの。
中を読むと、1ヒート2ヒートとも2位で総合優勝とありました。
彼の実績&キャラからすると「完全優勝以外は意味無し」って感じなんですが、結構大喜びされてたのは「プライベータの勝利」という価値に対しての事でしょうね。
そこで思い出したのが二十数年前の記憶〜当時何故か神戸でスキーに狂っていて、神戸のスキークラブに入って「札幌出身」を武器に肩で風切ってブイブイ言わしてたんですが、何故かソコ主催のスラロームで勝てず…ま、原因はわかってて
@スタート時、バーもないのに気分を出す為にストックを軸に板を後ろに蹴ってタイムロスしてからスタートしてた
A大多数の下手くそが作ったポールから離れた溝に入らずにポール直近を狙いに行って溝や軟雪に足を取られて自滅
でありました。
そんな繰り返しで「コイツはコブは上手いが競技はヘタ」と言われ出し、メンツ死守の為に「完全優勝」を狙って大会に臨んだ年がありました。
当日の天気は霧、途棄が多数出そうな感じでしたが、ここで「慎重に滑る」と後でセコいとかアザトイとか末代まで言われるので、スタートはやっぱり蹴りを入れてあくまでもターン技術による勝利を目指します。
目が悪いので霧は恐怖でしたが敢えて限界プッシュ! 素人には無縁の「ポールに脛で当たり、外ストックで倒す」テクを駆使してなんとか2ヒートともゴール、結果は…「優勝」しかし「総合」。 両ヒートとも2位でした…。
原因は最後の緩斜面のストレートフラッシュをきっちり曲がっての減速。
1ラップ1位の人は2ラップ目にOUT、2ラップ目トップは1ラップ目4位
一応祝福もされて喜びましたが、心中は…。
でも秀明選手のこの記事を読んで、「優勝は優勝だもんね〜ベロベロバ〜」と
思う事に致しました!
以上スキーを知らん人には意味不明な話でした。
posted by ぼんずやま at 08:26|
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